オランダ・ベルギー旅行記 2006 その5 [オランダ旅行記]
空港へ到着すると、
アムステルダムまで列車で行きます。
アムステルダムは、
オランダで一番繁華なところ。
電車が可愛いです。
小南湖が見たら、
間違いなく、
「ワンワン」
と言うでしょうね。
ヨーロッパは観光案内所が充実していますので、
現地についてから、
ホテルを探してもいいのですが、
なんせ初めての一人旅。
宿が取れなかったら、
大変ですので、
初日の宿だけは、
日本からインターネットで予約していきました。
イングランドホテルという名前。
オランダに行くので、
なんでイングランドに泊まるのかわかりませんが、
安かったので、ここにしました。
ところが、
ホテルに着いてビックリ。
予約が出来ていないのです。
私が予約できていると思い込んでいただけで、
実際に予約できてなかったのでしょう。
「えっ。旭堂南湖です。日本人です。予約出来ていませんか?」
すると、オランダ人の受付が、
「???」
まあ、私は日本語で喋っていますからね。
通じにくい。
しかし、オランダの方は、
老若男女、観光客を相手に商売している方は、
ほとんどの方が、英語を喋ることができます。
英語も通じます。
日本語でも、ゆっくり心を込めて喋ると通じます。
多分、通じている気がします。
旭堂南湖の予約はありませねんか?」
「ないですよ」
「それは困ったことになりました」
「困ったわねえ」
「このホテルは空いてないですか?」
「満室なのよ。アムステルダムのホテルはどこも一杯よ」
外はもう夜。
「困りましたねえ」
「じゃあ、他のホテルに空いているかどうか聞いてあげる」
「有難うございます」
あちこちに電話して下さって、
「アメリカンホテルなら空いてるわよ」
「やあ、良かった。ちなみにそこは安いホテルですか」
「高級ホテルよ」
「……」
「他のところを探してみるね」
やがて、
この近所のホテルを紹介して頂きました。
小さなホテルの地下室。
客室というよりも、倉庫を改装したようなところです。
隣の部屋はリネン室です。
それでも、宿無しになることを考えると、
泊めて頂けるだけ、有難いです。
ベッドの上で、
ようやく手足を伸ばして、くつろぐことができました。
アムステルダムまで列車で行きます。
アムステルダムは、
オランダで一番繁華なところ。
電車が可愛いです。
小南湖が見たら、
間違いなく、
「ワンワン」
と言うでしょうね。
ヨーロッパは観光案内所が充実していますので、
現地についてから、
ホテルを探してもいいのですが、
なんせ初めての一人旅。
宿が取れなかったら、
大変ですので、
初日の宿だけは、
日本からインターネットで予約していきました。
イングランドホテルという名前。
オランダに行くので、
なんでイングランドに泊まるのかわかりませんが、
安かったので、ここにしました。
ところが、
ホテルに着いてビックリ。
予約が出来ていないのです。
私が予約できていると思い込んでいただけで、
実際に予約できてなかったのでしょう。
「えっ。旭堂南湖です。日本人です。予約出来ていませんか?」
すると、オランダ人の受付が、
「???」
まあ、私は日本語で喋っていますからね。
通じにくい。
しかし、オランダの方は、
老若男女、観光客を相手に商売している方は、
ほとんどの方が、英語を喋ることができます。
英語も通じます。
日本語でも、ゆっくり心を込めて喋ると通じます。
多分、通じている気がします。
旭堂南湖の予約はありませねんか?」
「ないですよ」
「それは困ったことになりました」
「困ったわねえ」
「このホテルは空いてないですか?」
「満室なのよ。アムステルダムのホテルはどこも一杯よ」
外はもう夜。
「困りましたねえ」
「じゃあ、他のホテルに空いているかどうか聞いてあげる」
「有難うございます」
あちこちに電話して下さって、
「アメリカンホテルなら空いてるわよ」
「やあ、良かった。ちなみにそこは安いホテルですか」
「高級ホテルよ」
「……」
「他のところを探してみるね」
やがて、
この近所のホテルを紹介して頂きました。
小さなホテルの地下室。
客室というよりも、倉庫を改装したようなところです。
隣の部屋はリネン室です。
それでも、宿無しになることを考えると、
泊めて頂けるだけ、有難いです。
ベッドの上で、
ようやく手足を伸ばして、くつろぐことができました。
オランダ・ベルギー旅行記 2006 その4 [オランダ旅行記]
先程は、
オランダの日本庭園の写真を見ていただきました。
オランダらしい写真は、
このようなものでしょうか。
オランダの日本庭園の写真を見ていただきました。
オランダらしい写真は、
このようなものでしょうか。
オランダ・ベルギー旅行記 2006 その3 [オランダ旅行記]
オランダと言えば、
風車やチューリップ、
それにハイネケンが有名ですが、
それでは、
私が撮ったオランダの写真を見ていただきましょう。
おかしいですね。
どうも日本と変わらないようです。
風車やチューリップ、
それにハイネケンが有名ですが、
それでは、
私が撮ったオランダの写真を見ていただきましょう。
おかしいですね。
どうも日本と変わらないようです。
オランダ・ベルギー旅行記 2006 その2 [オランダ旅行記]
関西国際空港からオランダ行きの飛行機に乗りました。
三週間の一人旅です。
席はエコノミークラスですから狭い。
そう考えますと、講談会の客席と言うのはファーストクラスですね。
大阪からオランダまで十二時間。
途中下車なしです。
しんどいですよ。
大阪環状線の一周が約一時間です。
これ十二回もグルグル回るんですから大変ですよ。
右に座ったのが金髪の若い娘さん。
左に座ったのが日本のおじさん。
このおじさんが喋りかけてくるんです。
「どこに行くんだ」
オランダ行きの飛行機ですからね。
「オランダに行きます」
「ほう。オランダか。奇遇だな」
当たり前やと思うんですが。
「どれぐらい行くんだ」
「三週間です」
「サラリーマンか」
「いいえ。違います」
「何の仕事だ」
どんどん質問してくるんです。しかし、
「講談師です」
と答えると、
「講談一席やってくれ」
と言われるのは確実ですからね。
飛行機に乗っている時ぐらい、のんびりしたいです。
曖昧に答えようと思いまして、
「まあ、人に言えるような商売じゃありません」
すると、ますます興味を持ちましてね。
どんどん質問してくる。
のらりくらりと適当に返事をしておりますと、いつの間にか、物語が出来てしまいましてね。
「私は寿司職人でしたが、この度、恋人に振られたのをきっかけに、長年の夢であった画家になる為に、ヨーロッパへ修行しに行くという」
こんな話になっていまして。
実は、このおやじさん、オランダで寿司屋を経営していまして、
丁度、三日前にすし職人が辞めてしまって、大変困っている。
「是非、うちの店に来ないか」
と言われましてね。
「いやー。まあ、急に言われましても……」
「実はな、わしの兄がオランダで画家をやっているんだ」
「えっ、お兄さんは画家ですか」
「ああ、オランダでは、そこそこ有名な画家なんじゃ。絵の修行もよいが、若いうちはなかなか喰えん。だから、寿司屋でアルバイトをして、休みの日に、兄のところで絵の修行をすれば良い」
「いい話ですね」
言うたんですが、よくよく考えますと、私は寿司職人やないんですね。
丁寧に、お断りしました。
そんなお喋りをしている内に、オランダへ到着しました。
三週間の一人旅です。
席はエコノミークラスですから狭い。
そう考えますと、講談会の客席と言うのはファーストクラスですね。
大阪からオランダまで十二時間。
途中下車なしです。
しんどいですよ。
大阪環状線の一周が約一時間です。
これ十二回もグルグル回るんですから大変ですよ。
右に座ったのが金髪の若い娘さん。
左に座ったのが日本のおじさん。
このおじさんが喋りかけてくるんです。
「どこに行くんだ」
オランダ行きの飛行機ですからね。
「オランダに行きます」
「ほう。オランダか。奇遇だな」
当たり前やと思うんですが。
「どれぐらい行くんだ」
「三週間です」
「サラリーマンか」
「いいえ。違います」
「何の仕事だ」
どんどん質問してくるんです。しかし、
「講談師です」
と答えると、
「講談一席やってくれ」
と言われるのは確実ですからね。
飛行機に乗っている時ぐらい、のんびりしたいです。
曖昧に答えようと思いまして、
「まあ、人に言えるような商売じゃありません」
すると、ますます興味を持ちましてね。
どんどん質問してくる。
のらりくらりと適当に返事をしておりますと、いつの間にか、物語が出来てしまいましてね。
「私は寿司職人でしたが、この度、恋人に振られたのをきっかけに、長年の夢であった画家になる為に、ヨーロッパへ修行しに行くという」
こんな話になっていまして。
実は、このおやじさん、オランダで寿司屋を経営していまして、
丁度、三日前にすし職人が辞めてしまって、大変困っている。
「是非、うちの店に来ないか」
と言われましてね。
「いやー。まあ、急に言われましても……」
「実はな、わしの兄がオランダで画家をやっているんだ」
「えっ、お兄さんは画家ですか」
「ああ、オランダでは、そこそこ有名な画家なんじゃ。絵の修行もよいが、若いうちはなかなか喰えん。だから、寿司屋でアルバイトをして、休みの日に、兄のところで絵の修行をすれば良い」
「いい話ですね」
言うたんですが、よくよく考えますと、私は寿司職人やないんですね。
丁寧に、お断りしました。
そんなお喋りをしている内に、オランダへ到着しました。
オランダ・ベルギー旅行記 2006 その1 [オランダ旅行記]
今から五年前。
もう随分前のような気が致しますが、
オランダ・ベルギー旅行に行きました。
きっかけは、
波照間島に行った一人旅。
旅の面白さを知りました。
ならば今度は外国に一人で行ってみようと思いました。
そこで候補に挙がったのが、ベルギーです。
現在はお酒を全く飲まなくなってしまったのですが、
当時はお酒が好きで、
中でも日本酒が一番好きでした。
それでも、
乾杯をするのには、
ゴクゴクッと飲める爽快さが好きなので、
ビールを飲んでおりました。
キリンの工場で「ビール伝来の由来」という講談をしたときに、
作りたてのビールを飲ませて頂いたときには、
非常に感動しましたが、
やはり、一番好きなのは日本酒でした。
ところが、
初めてベルギービールと出会いまして、
深い味わいに感動し、
ベルギービールが好きになりました。
日本酒も好きでしたが、
ベルギービールも同じぐらい好きでした。
あのマイケル・ジャクソンも絶賛したシメイやオルヴァルがお気に入りでした。
まあ、マイケル・ジャクソンというと、
大抵の方は歌手のマイケルを想像するのですが、
ビール好きにはお馴染みの、
ビール評論家のマイケルの方ですよ。
こっちのマイケルは勿論、ビール腹です。
そこで本場ベルギーに行って、ベルギービールを飲むことに来ました。
関西国際空港から直行便がございませんでした。
まずはオランダ・アムステルダム国際空港(スキポール空港)に向かい、
しばらくオランダに滞在し、
オランダのビールを味わい、それから列車でベルギーに入国することにしました。
オランダでビールと言えば、
何といってもハイネケン。
緑のラベルが有名です。
ビール紀行の始まりです。
まあ、今は全然飲まないのですけどね。
もう随分前のような気が致しますが、
オランダ・ベルギー旅行に行きました。
きっかけは、
波照間島に行った一人旅。
旅の面白さを知りました。
ならば今度は外国に一人で行ってみようと思いました。
そこで候補に挙がったのが、ベルギーです。
現在はお酒を全く飲まなくなってしまったのですが、
当時はお酒が好きで、
中でも日本酒が一番好きでした。
それでも、
乾杯をするのには、
ゴクゴクッと飲める爽快さが好きなので、
ビールを飲んでおりました。
キリンの工場で「ビール伝来の由来」という講談をしたときに、
作りたてのビールを飲ませて頂いたときには、
非常に感動しましたが、
やはり、一番好きなのは日本酒でした。
ところが、
初めてベルギービールと出会いまして、
深い味わいに感動し、
ベルギービールが好きになりました。
日本酒も好きでしたが、
ベルギービールも同じぐらい好きでした。
あのマイケル・ジャクソンも絶賛したシメイやオルヴァルがお気に入りでした。
まあ、マイケル・ジャクソンというと、
大抵の方は歌手のマイケルを想像するのですが、
ビール好きにはお馴染みの、
ビール評論家のマイケルの方ですよ。
こっちのマイケルは勿論、ビール腹です。
そこで本場ベルギーに行って、ベルギービールを飲むことに来ました。
関西国際空港から直行便がございませんでした。
まずはオランダ・アムステルダム国際空港(スキポール空港)に向かい、
しばらくオランダに滞在し、
オランダのビールを味わい、それから列車でベルギーに入国することにしました。
オランダでビールと言えば、
何といってもハイネケン。
緑のラベルが有名です。
ビール紀行の始まりです。
まあ、今は全然飲まないのですけどね。