奄美大島旅行記6 ~キャンプ生活~ [皆既日食]
朝日が昇ると同時に目覚めるというのは、
健康的ですがすがしい起床のように思われるかも分かりませんが、
テント生活の起床はあんまりすがすがしくはありません。
午前七時頃、暑くて、眩しくて、
「ブハッ」
と起きますと、テントの入口を慌てて開けます。
これがテント生活での起床でした。
外の空気が入ってくると、涼しくて気持ちいいです。
夜中も開けたまま寝てもいいのですが、
イグアナが入って来そうで怖いので、
いつも網戸にしておりました。
網戸にするよりも開けっ放しにした方が、空気の通りは良いです。
テントサイトの水道は、
午前九時からじゃないと、使えませんので、
昨日、汲んでおいた水で顔を洗います。
鍋に乾燥した海藻を入れ、上から水を注ぎます。
10分ほどしたら、海藻が膨らみます。
もう一つの鍋に、水を沸かして、パスタを茹でます。
その間に、スーパーで買ってきた人参とトマトを生でかじります。
ゴーヤを買ってきて、薄切りにして、サッと湯がいてい食べた日もありました。
コップにファンケルの青汁粉末を入れて、ミネラルウォーターを注ぎます。
スプーンで混ぜて、ゴクゴクと飲みます。
テント生活で野菜不足になってはいけませんから、
出来るだけたくさん取ります。
その結果、
大阪に戻ってきたときは、一キロ以上痩せていました。
とりあえず、奄美ではほとんど食べなかった肉が食べたいと思い、
大きなバックパックを背負ったまま、焼肉屋さんへ行きました。
それは後の話ですが。
そろそろ海藻が膨らんで来ましたので、水を絞ってもしゃもしゃと食べます。
海藻には味があるような、ないような。
まあ、お腹が減っていますので、とにかく食べます。
やがて、パスタが湯で上がりますので、インスタントのタラコを掛けて、タラコパスタが完成です。
パスタじゃない日は、ご飯を炊きました。
いきなり失敗です。
出来あがったら、すでに焼きおにぎりになっています。
まあ、おこげも美味しいのですが、普通のご飯が炊きたかったです。
おそらく水が少なかったのでしょう。
次に水を多く入れてやってみると、おかゆが出来あがりました。
水が少ないと、お米と鍋がこげますし、
水が多いと、おかゆになります。
何度やっても、お米はうまく炊けませんでした。
炊飯器は偉いです。
パスタを食べ終わると、今度はフルーツを食べます。
ドラゴンフルーツや時計草を食べていました。
ドラゴンフルーツは見た目は派手ですが、
甘すぎず、上品な味わいです。
でも、一個300円以上しますので、結構高いです。
時計草はパッションフルーツとも申します。
上下半分に切って、スプーンで食べます。
種の回りに果肉が付いていますので、種ごと食べます。
甘く、酸っぱく、独特の味です。
昔、ファンタにパッションフルーツ味があって、
「なんじゃこりゃ」
と思ったことがありましたが、
暑い毎日ですと、甘くて、酸っぱい、時計草が食べたくなります。
フルーツと言えば、
マンゴーは奄美の名産品なのですが、一個千円以上するので、断念しました。
食べ終わって、歯を磨いて、
日陰でのんびりします。
9時を過ぎると、水道が使えますので、洗濯します。
洗濯機も、洗剤もないので、
服を水につけて、揉むだけです。
速乾性の服なので、水を絞ると、ほぼ乾いています。
そのまま着ることもできます。
着ているうちに完全に乾きます。
速乾性の服を初めて買いましたが、旅行などには非常に便利な服です。
昼頃になるので、奄美観光に出ます。
音楽祭の無料バスも出ていますし、
市バスもあるのですが、
一時間に一本しかないので、
いつもヒッチハイクしておりました。
学生の頃、
夜中二時頃、富田林の山中で道に迷って、
遠くからオオカミの鳴き声が聞こえてきたので、
怖くなって、ヒッチハイクをして、家に帰ったことはありましたが、
それ以来、一度もしたことはありません。
車道で、遠慮がちに、親指を突き出して、
ヒッチハイクのポーズをとると、
奄美の皆さんは、心が温かいので、
大概、一台目で止まって下さいます。
まれに通り過ぎる方もいるのですが、
片手ハンドルを握り、片手で「ごめんなさい」をして、
通り過ぎて行きます。
申し訳ないのは、こちらです。
近くの距離だったら歩けるだろうと、
歩いたこともあったのですが、
大阪の一キロと、炎天下の奄美の一キロは全然違いました。
暑いし、日に焼けます。
黒い顔で高座に上がるのはどうかと思いますので、
日焼け止めを塗っていたのですが、
毎日塗り過ぎて、肌がかぶれてきたので、
日焼け止めを止めました。
すると、やはり黒くなってしまいました。
奄美の皆さんは、一人一台車を持っているようです。
車に乗せて頂きまして、
話をしながら、移動します。
地元のことを色々と教えて頂けるので、楽しいです。
私はいつもみきの話をしていました。
「みきちゃんが作っているんじゃないですか?」
と言うと、地元の方に必ず受けます。
最終日、
キャンプサイトから、空港に向かう時も、
ヒッチハイクをしたのですが、
この時、乗せて下さった方は、
何と、この音楽祭が行われた土地の管理者の方でした。
奄美の景気のこと、
音楽祭が盛り上がったこと、
いくらで貸したのか、
等々。
色んな話をしながら、空港へ向かいました。
老若男女、様々な方に乗せて頂きました。
本当に感謝しております。
田中一村記念美術館に行ったり、
奄美パークの展望台から景色を眺めたり。
昼ご飯は、
外でケイハンを食べたり、
油ゾーメンを食べたりします。
これも奄美の名物で、美味しいです。
黒糖の飴が売ってあって、
暑いときの甘い飴を食べると、疲れが取れるので、
よく食べていたのですが、
大阪に帰ってから、この飴を食べると、物凄く甘くて、疲れてしまいます。
その土地には、土地に合った食べ物があるのですね。
その後は、スーパーに行って、
野菜、フルーツ、みきを買って、銭湯に行きます。
テントサイトにもシャワーがあるのですが、
やはりお湯に浸かった方が気持ちいいので、
毎日のように銭湯に行っておりました。
この銭湯のお陰か、みきを飲んだお陰か、
肌がツルツルになっています。
どうしてでしょう。
びっくりするぐらいツルツルです。
テントサイトに戻ってくると、
夕方のですので、昼寝をしたり、夜ご飯の準備をしたり。
夜になると、
イベントが始まりますので、踊りに行きます。
夜中二時、三時まで踊って、翌朝、
「ブハッ」
と起きます。
いよいよ、明日は皆既日食です。
健康的ですがすがしい起床のように思われるかも分かりませんが、
テント生活の起床はあんまりすがすがしくはありません。
午前七時頃、暑くて、眩しくて、
「ブハッ」
と起きますと、テントの入口を慌てて開けます。
これがテント生活での起床でした。
外の空気が入ってくると、涼しくて気持ちいいです。
夜中も開けたまま寝てもいいのですが、
イグアナが入って来そうで怖いので、
いつも網戸にしておりました。
網戸にするよりも開けっ放しにした方が、空気の通りは良いです。
テントサイトの水道は、
午前九時からじゃないと、使えませんので、
昨日、汲んでおいた水で顔を洗います。
鍋に乾燥した海藻を入れ、上から水を注ぎます。
10分ほどしたら、海藻が膨らみます。
もう一つの鍋に、水を沸かして、パスタを茹でます。
その間に、スーパーで買ってきた人参とトマトを生でかじります。
ゴーヤを買ってきて、薄切りにして、サッと湯がいてい食べた日もありました。
コップにファンケルの青汁粉末を入れて、ミネラルウォーターを注ぎます。
スプーンで混ぜて、ゴクゴクと飲みます。
テント生活で野菜不足になってはいけませんから、
出来るだけたくさん取ります。
その結果、
大阪に戻ってきたときは、一キロ以上痩せていました。
とりあえず、奄美ではほとんど食べなかった肉が食べたいと思い、
大きなバックパックを背負ったまま、焼肉屋さんへ行きました。
それは後の話ですが。
そろそろ海藻が膨らんで来ましたので、水を絞ってもしゃもしゃと食べます。
海藻には味があるような、ないような。
まあ、お腹が減っていますので、とにかく食べます。
やがて、パスタが湯で上がりますので、インスタントのタラコを掛けて、タラコパスタが完成です。
パスタじゃない日は、ご飯を炊きました。
いきなり失敗です。
出来あがったら、すでに焼きおにぎりになっています。
まあ、おこげも美味しいのですが、普通のご飯が炊きたかったです。
おそらく水が少なかったのでしょう。
次に水を多く入れてやってみると、おかゆが出来あがりました。
水が少ないと、お米と鍋がこげますし、
水が多いと、おかゆになります。
何度やっても、お米はうまく炊けませんでした。
炊飯器は偉いです。
パスタを食べ終わると、今度はフルーツを食べます。
ドラゴンフルーツや時計草を食べていました。
ドラゴンフルーツは見た目は派手ですが、
甘すぎず、上品な味わいです。
でも、一個300円以上しますので、結構高いです。
時計草はパッションフルーツとも申します。
上下半分に切って、スプーンで食べます。
種の回りに果肉が付いていますので、種ごと食べます。
甘く、酸っぱく、独特の味です。
昔、ファンタにパッションフルーツ味があって、
「なんじゃこりゃ」
と思ったことがありましたが、
暑い毎日ですと、甘くて、酸っぱい、時計草が食べたくなります。
フルーツと言えば、
マンゴーは奄美の名産品なのですが、一個千円以上するので、断念しました。
食べ終わって、歯を磨いて、
日陰でのんびりします。
9時を過ぎると、水道が使えますので、洗濯します。
洗濯機も、洗剤もないので、
服を水につけて、揉むだけです。
速乾性の服なので、水を絞ると、ほぼ乾いています。
そのまま着ることもできます。
着ているうちに完全に乾きます。
速乾性の服を初めて買いましたが、旅行などには非常に便利な服です。
昼頃になるので、奄美観光に出ます。
音楽祭の無料バスも出ていますし、
市バスもあるのですが、
一時間に一本しかないので、
いつもヒッチハイクしておりました。
学生の頃、
夜中二時頃、富田林の山中で道に迷って、
遠くからオオカミの鳴き声が聞こえてきたので、
怖くなって、ヒッチハイクをして、家に帰ったことはありましたが、
それ以来、一度もしたことはありません。
車道で、遠慮がちに、親指を突き出して、
ヒッチハイクのポーズをとると、
奄美の皆さんは、心が温かいので、
大概、一台目で止まって下さいます。
まれに通り過ぎる方もいるのですが、
片手ハンドルを握り、片手で「ごめんなさい」をして、
通り過ぎて行きます。
申し訳ないのは、こちらです。
近くの距離だったら歩けるだろうと、
歩いたこともあったのですが、
大阪の一キロと、炎天下の奄美の一キロは全然違いました。
暑いし、日に焼けます。
黒い顔で高座に上がるのはどうかと思いますので、
日焼け止めを塗っていたのですが、
毎日塗り過ぎて、肌がかぶれてきたので、
日焼け止めを止めました。
すると、やはり黒くなってしまいました。
奄美の皆さんは、一人一台車を持っているようです。
車に乗せて頂きまして、
話をしながら、移動します。
地元のことを色々と教えて頂けるので、楽しいです。
私はいつもみきの話をしていました。
「みきちゃんが作っているんじゃないですか?」
と言うと、地元の方に必ず受けます。
最終日、
キャンプサイトから、空港に向かう時も、
ヒッチハイクをしたのですが、
この時、乗せて下さった方は、
何と、この音楽祭が行われた土地の管理者の方でした。
奄美の景気のこと、
音楽祭が盛り上がったこと、
いくらで貸したのか、
等々。
色んな話をしながら、空港へ向かいました。
老若男女、様々な方に乗せて頂きました。
本当に感謝しております。
田中一村記念美術館に行ったり、
奄美パークの展望台から景色を眺めたり。
昼ご飯は、
外でケイハンを食べたり、
油ゾーメンを食べたりします。
これも奄美の名物で、美味しいです。
黒糖の飴が売ってあって、
暑いときの甘い飴を食べると、疲れが取れるので、
よく食べていたのですが、
大阪に帰ってから、この飴を食べると、物凄く甘くて、疲れてしまいます。
その土地には、土地に合った食べ物があるのですね。
その後は、スーパーに行って、
野菜、フルーツ、みきを買って、銭湯に行きます。
テントサイトにもシャワーがあるのですが、
やはりお湯に浸かった方が気持ちいいので、
毎日のように銭湯に行っておりました。
この銭湯のお陰か、みきを飲んだお陰か、
肌がツルツルになっています。
どうしてでしょう。
びっくりするぐらいツルツルです。
テントサイトに戻ってくると、
夕方のですので、昼寝をしたり、夜ご飯の準備をしたり。
夜になると、
イベントが始まりますので、踊りに行きます。
夜中二時、三時まで踊って、翌朝、
「ブハッ」
と起きます。
いよいよ、明日は皆既日食です。