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オランダ・ベルギー旅行記 2006 その14 [オランダ旅行記]

この宿が心地よく、
しばらく滞在しました。

朝食は、
パンにチョコレートをかけて食べました。

オランダにはチョコレートのふりかけというのがあるのですね。

食後は美味しいコーヒー。

コーヒーに牛乳をたっぷり入れます。

オランダ語で、
Koffie verkeerd(日本語訳・間違ったコーヒー)

うっかりミルクを入れすぎて、
出来たコーヒーなんでしょうね。

これが非常に美味しいので、
五年経った現在でも、
私は、毎日のように、このオランダ式の「間違ったコーヒー」を飲んでいます。

ようやく風邪が治ると、
またまた観光案内所へやって来て、

「そろそろこの街を出て、別の街に行きたいのですが」
「そうね」
「安いところで」
「安いところねえ。スケベニンゲンはどう?」
「ええっ」
「スケベニンゲン」
「私が……」
「そうあなたに言ってるの」

オランダにはスケベニンゲンという場所がございましてね。

正確にはスヘフェニンゲンと言うのですが、
スケベニンゲンと聞こえます。

「スケベニンゲンってどんなところですか」
「ビーチよ。ヌーディストビーチもあるわ」

まさにスケベニンゲンですね。

「スケベニンゲン意外にお薦めの街はないですか」
「ここは安くていいいわよ。スケベニンゲンが一番のお薦め」
「じゃあ、スケベニンゲンに行ってみます」

宿を紹介していただきました。

電車に乗って、
バスに揺られて、
さらに電車に乗って。

何だか随分、遠くに来た気がします。

スケベニンゲンは浜辺でした。

私が行ったのは四月。
浜辺には誰もいません。
季節外れです。

だから、宿が安いのです。

しばらく浜辺に座っていました。

また風邪をひきました。
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