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オランダ・ベルギー旅行記 2006 その13 [オランダ旅行記]

首都アムステルダム。

初めてやって来て、
宿が予約できていないというトラブルがありましたが、
ここで三日程。

しかし、
翌日からまた宿を探さなければなりません。

ところが、
どのホテルに行っても満室。

高級ホテルならば、
空いているのですが、
予算に限りがございますから、
安いホテルしか泊まることが出来ません。

そこで観光案内所に行って、
受付のお姉さんに、

「どこか安いホテルはありませんか」
「アムステルダムはどこも一杯だから、電車に乗って少し街を離れたら。おそらく空いているし値段も安いわ」
「どの街がいいでしょうか」
「ハーレムなんてどうかしら。電車で15分」
「おお。いいですね」

響きが良いですね。
ハーレム。

聞けば、ニューヨークにあるハーレムは、
オランダから移り住んだ人々が、
故郷の名前を付けたそうです。

そこでハーレムに行きました。

ハーレムの観光案内所に行くと、
「今週末は花祭りがあるので、どこも一杯なのよ」
「ええっ」
「15分ほどバスに乗って、中心部から離れると空いてるわよ」
「そうですか」

バスに揺られて、紹介して頂いた宿へ。

バス停から10分ほど歩きます。
随分、遠くへ来た気がします。

ホテルというよりも、民家です。
普通の家です。

表にはB&Bと出ています。

もみじ饅頭ではありません。

ベッド&ブレックファスト。
寝る場所と朝食付き。
ホテルに比べると安いです。

ところが、
ここへやってきて、
慣れぬ旅だからか、風邪をひいてしまいました。

ここの女将さんが、
また優しくて、
「それなら、ゆっくりお休み」

静かな部屋へ案内して頂きました。

壁に、シンプルなカレンダーがかかっていたのですが、
私の顔を見るなり、
「そうだ。あれにしましょう」

しばらくして戻ってきて、
カレンダーを替えてくれました。
P4130120.jpg
「これを見て国を思い出して、元気を出してね」
P4130122.jpg
パンダの絵でした。
中国人と間違われたのかも。

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