SSブログ

片桐且元 2日目 ~秀頼の婚礼~ [講談]

ダブルブッキングのこと。
トップに出る。

太閤が8月18日に亡くなり、
翌年、前田利家が亡くなり、
自然と天下は徳川家康の物となる。
天下が関東へ行くことを心配した石田三成が、
関ヶ原で天下分け目の大合戦。
三成は首が飛ぶ。
狸オヤジは隠居をして、倅秀忠に征夷大将軍を譲る。
表向きは、帝の勅命で、秀忠が任命されたことになる。
片桐且元が怒った。
「天下は秀頼公に譲ると約束をしたはずである」
しかし、その約束は秀頼公が15歳になった時。
いまだ13歳。
文句を言うことが出来ない。
やがて、15歳になった秀頼公に、
征夷大将軍を譲るように、狸オヤジに談判。
ところが、狸オヤジは、
「帝の勅命であるからなあ」
と誤魔化す。
そこで、秀頼と千姫の縁談を考える。
千姫は秀忠の娘。
これで豊臣、徳川が重縁で結ばれることになる。
淀殿、秀頼公も承知して、婚礼となる。
こうなると、秀頼公から見えれば、秀忠は舅。
義父に向って、天下を譲れとは言えない。
そのままとなる。
これは家康の計略。
しかし、家康はまだ心配をしている。
大阪城内にはうなるほどの金がある。
これを浪費させてやろう。
そこで、観音像の修繕や塔の建立、方広寺大仏殿の再興を淀殿に勧める。
これを聞いて、且元は狸オヤジの計略を見抜き、大反対する。
しかし、淀殿は狸オヤジの申すことを有難くお受けする。
これで太閤が貯めたお金がどんどん減っていく。

続きは明日。

共通テーマ:芸能

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。