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勝手に関西世界遺産 [講談]

朝日新聞で、兄弟子、南海さんが書いている連載記事。
今回は「上方講談」。

以下太字引用。
http://www.asahi.com/kansai/travel/kansaiisan/OSK200902260005.html

 上方講談師は、ただ今20人弱。少のうござるが、直近で明治20 人弱。少のうござるが、直近で明治20年代後半、今から100年以上前にはブームがございました。でも、時代と共に娯楽が多様化し、口一つで物語る講談の需要は内閣支持率のごとく右肩下がり……。  さりながら火が消えたのではないっ! パン! 魅力があるから入門者も絶えない! パン! かく言う私もその一人だったのであります。パパンッ!  上方講談には、人数は少ないがここにも講談があるぞ! という心意気がこもっているのであります。首都ではない場所で物語を披露する意味。それはお上におもねるのではなく、在野の精神を持ち、諧謔(かいぎゃく)性や反骨性を込めることにあると私は思います。  パンッ!  上方の皆さま、どこかで上方講談師が口演すると聞かば、何をさておいても駆け付け、聴いて下さりませぃ。  パンパンッ! 

100年前にブームは終わっているのですが、
それでも連綿と続いているのが、凄いですね。

記者の高橋真紀子さんの文章には南湖の名前も出てきます。

 大阪市内、JR鶴橋駅すぐの商店街の一角に小さな寄席「雀(すずめ)のおやど」がある。年4回、講談毎日亭と称して、南海さんが後輩の南湖さん、南青さんと、1週間の続き読みをしており、今月は「水戸黄門関西漫遊」を読んだ。事件を探しては、喜々として解決して回る黄門さま。大阪府知事を思わせる「橋下摂津守(せっつのかみ)」も登場して、客席はわいた。

次回のお客さんが少しでも増えると嬉しいですね。

第9回『講談毎日亭』~皐月一週間~
日時/2009年5月15日(金)~21日(木)
開場/13:30 開演/14:00(16、17日)・開場/18:30 開演/19:00(15、18、19、20、21日)
会場/雀のおやど(JR環状線「鶴橋」中央改札を出て直進、信号を渡って「うをさ」の左側道路、鶴橋中央商店街内、徒歩20秒)
料金/当日2000円、通し券5000円
出演順/
旭堂南青「真田大助」
旭堂南海「坂本龍馬」
旭堂南湖「赤穂義士銘々伝 中山安兵衛」


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